長靴の臭いが気になる方必見！臭いがしない洗い方を徹底解説

雨の日のお供として欠かせない長靴ですが、スニーカーと比べて頻繁に洗う機会が少ないため、汚れや臭いが気になる方も多いのではないでしょうか。実は、長靴は汚れが目立ちにくい分、意外と清潔を保つことが大切です。

今回は、長靴を清潔に保ち、長く愛用するための正しい洗い方や干し方を紹介します

長靴の素材を知ろう

長靴はゴムや合成皮革など、素材によってお手入れの方法が異なります。間違った洗い方をすると、長靴が傷んでしまうこともあるので、注意が必要です。

長靴の素材は、大きく分けて天然ゴム、合成皮革、塩化ビニール（PVC）の3種類が一般的です。それぞれの素材は、耐久性や柔軟性など、特徴が異なります。

長靴を清潔に保つ正しい洗い方

雨の日のお供、長靴。泥汚れや雨水などで、いつの間にか汚れてしまっていることがありますよね。

長靴を洗う前に準備するもの

長靴を洗う前に、以下のものを用意しましょう。

• 洗濯洗剤
• スポンジ
• 深めのバケツ
• タオル
• ぬるま湯

長靴の洗い方

1. まず、長靴の表面に付いた大きな泥や砂などを、水で洗い流します。
2. バケツにぬるま湯と洗剤を入れ、洗剤液を作ります。洗剤の量は、洗剤の種類や汚れの程度によって調整してください。
3. 洗剤液に長靴を入れ、スポンジを使って優しく洗います。特に汚れが気になる部分は、丁寧に洗うようにしましょう。内側も忘れずに洗うと、臭いの原因となる菌の繁殖を防ぐことができます。
4. 洗剤液を良くすすぎ、その後、きれいな水で数回すすぎます。
5. 風通しの良い日陰で、新聞紙などを詰めて形を整えながら乾かします。直射日光は、ゴムの劣化を早める原因となるので避けましょう。

長靴の内側のお手入れ方法

長靴は雨の日のお供として大活躍しますが、内側は湿気がこもりやすく、汚れや雑菌が繁殖しやすい場所です。

特に、ゴムの長靴は通気性が悪く、ニオイが気になることも。そんな長靴の内側も、酸素系漂白剤を使えば簡単に清潔に保つことができます。

酸素系漂白剤は、塩素系漂白剤と比べて、色柄物にも安心して使えるのが特徴です。漂白効果だけでなく、除菌効果も高いので、長靴の内側の気になるニオイや汚れをスッキリ落とせます。

長靴の内側の洗い方

1. 準備するもの

   • 酸素系漂白剤（オキシクリーンなど）
   • ぬるま湯
   • 長靴がすっぽり入る厚手のビニール袋（漬物用のビニール袋が便利）

2. ビニール袋にぬるま湯と酸素系漂白剤を入れ、よく混ぜて洗剤液を作ります。洗剤の量は、製品の表示に従って調整してください。

3. 洗剤液に長靴を浸し、ビニール袋の口をしっかりと結びます。長靴全体が洗剤液に浸かるようにするのがポイントです。

4. そのまま30分ほど放置します。この間に、酸素系漂白剤の除菌効果で、長靴の内側の汚れや雑菌が分解されていきます。

5. 30分後、ビニール袋から長靴を取り出し、流水でよくすすぎます。その後、新聞紙などを詰め込んで形を整え、風通しの良い場所で陰干しします。

長靴の洗い方に関する注意点

柔らかいスポンジを使う

ゴシゴシと擦ると、表面に傷がつき、そこから水が浸入して劣化の原因になります。柔らかいスポン中性洗剤を薄めたもので優しく洗うようにしましょう。

塩素系漂白剤は避ける

塩素系漂白剤は、長靴の素材を傷め、変色や変質の原因になります。特に、色物の長靴には絶対に使用しないようにしましょう。

乾燥方法に注意する

直射日光は、長靴の素材を劣化させる原因になります。風通しの良い日陰で、形を整えて乾燥させましょう。

長靴の素材によっては、洗剤の種類や洗い方が異なります。洗濯表示などをよく確認し、適切な方法で洗うようにしましょう。

中敷きも取り外して洗うと、より清潔に保てます。

乾燥機を使用すると、ゴムが変形する恐れがあるので必ず自然乾燥させてください。

長靴の正しい乾かし方と保管方法

雨の日のお供として大活躍の長靴。長く愛用するためには、正しいお手入れが大切です。特に、洗い終わった後の乾かし方と保管方法を間違えると、カビが生えたり、変形したりしてしまうことがあります。

長靴の乾かし方

洗い終わった長靴は、すぐに乾かすことが大切です。特に内側は、湿気がこもりやすく、カビが生えやすい場所なので、しっかりと乾かしましょう。

直射日光は、ゴムを劣化させる原因になります。風通しの良い日陰で、自然乾燥させましょう。

長靴の中に新聞紙を詰めるか、ブーツキーパーを使うことで、型崩れを防ぎます。

中の水分をしっかり拭き取り、内側からも乾かしましょう。

長靴の保管方法

湿気はカビの原因となるため、風通しの良い場所で保管しましょう。

長靴は立てて保管すれば、型崩れしにくくなります。

長く使わない場合は、面倒ですが定期的に陰干しをして、湿気を飛ばすことでよりコンディションを整えられますよ

洗ったのに長靴の臭いがなかなか消えないときは？

長靴を洗っても、なかなか臭いが取れない…そんな経験はありませんか？長靴の臭いは、放置しておくとますます悪化し、快適な履き心地を妨げてしまいます。

長靴の臭いの原因は、主に足の汗や靴下の汚れによって繁殖する雑菌です。特に、長靴はスニーカーに比べて通気性が悪いため、湿気がこもりやすく、雑菌が繁殖しやすい環境なのです。

長靴の中に10円玉を入れる

10円玉に含まれる銅イオンには、殺菌効果があると言われています。長靴の中に10円玉を数枚入れておくことで、雑菌の繁殖を抑えることができます。

消臭スプレーを吹きかける

靴用の消臭スプレーには、強力な消臭効果が期待できます。履き終わったら、必ずスプレーをして、臭いを予防しましょう。

デオドラントクリームを塗る

デオドラントクリームを使うことで、足の汗を抑え、雑菌の繁殖を防ぐことができます。足用を使ってもいいですし、足用でなくても全く問題ないです

陰干しする

長靴を履いた後は、必ず陰干しをして、湿気を飛ばしましょう。新聞紙などを詰めておくと、より効果的です。